建築・まちづくりの専門家である建築家は、高度化・複雑化する技術に対応し、かつ利害の衝突に対して倫理的な立場を堅持するなど、常に資質の向上が求められます。JIAは継続的能力研修(CPD)プログラムを用意し、正会員に取得を義務づけています。そして、建築家の資質・技能の向上や、学生や若手建築家の育成・交流を目的とした多種多様なセミナー・展覧会あるいは見学会などを、全国各地で年間を通して数多く開催しています。入会間もない会員や、若手を中心とした会員を対象には、フレッシュマンセミナーやリフレッシュセミナーといった泊りがけの研修セミナーを開催しています。建築界の情報やJIAについての知識を得るとともに、会員同士のつながりを築く場であり、建築界の一線で活躍する講師やJIAで長年活動をしている先輩会員と自由に議論を行える貴重な場を設けています。

また、建築家のモデル資格となる資格制度「登録建築家」を創設・運用し、広く社会に認知されるよう努めています。